ニコニコ動画とは?
利用料金 | 有料(月額550円) |
投げ銭 | あり(約40%の取り分) |
サブスク | あり(約83%の取り分) |
広告収入 | 一部あり |
配信ジャンル | オールジャンル |
配信デバイス | スマホ・パソコン |
公式サイト | https://www.nicovideo.jp/ |
niconico – ニコニコ動画
DWANGO Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
- 実況動画・生放送が人気のサイト
- 動画内にコメントが流れる
- 視聴者がそれなりに多い
- 投げ銭・サブスク機能がある
- 満足に活動するには有料会員になる必要がある
- イラスト投稿・素材投稿の機能がある
ニコニコ動画は2006年にサービスが開始された動画投稿サイトです。動画以外にも、イラスト・生放送・アプリなど、様々なサービスを取り扱っています。
無料ユーザーでもある程度の機能は利用可能ですが、しっかりとした収益を得るためには、ニコニコプレミアムという『有料プラン(月額550円)』に入会する必要があります。
メリット
- 検索機能がしっかりしている
- 新規視聴者の獲得が見込める
- 機能が充実している
デメリット
- 有料会員でないと満足に活動できない
- クリエイター奨励プログラムが面倒くさい
- チャンネル開設のハードルが非常に高い
- 他の配信サイトに比べ画質などの制限が多い
ニコニコプレミアム
機能 | 無料 | 有料 |
動画の投稿制限 | 50本まで | 無制限 |
アップロード時間 | 数十分待たされる | 優先 |
予約投稿 | 無し | 有り |
動画サムネイル | 利用できない | 好きな画像を設定 |
生放送の時間 | 30分まで | 6時間まで自動延長 |
ニコニコプレミアムは『月額550円』で入会することが出来る有料サービスです。
無料会員の場合、動画に画像サムネイルを設定出来ない・動画の投稿数に制限がある・生放送が30分で強制終了されてしまう…など、厳しいデメリットが多数あります。
追記:2022年9月より、一般ユーザーでも『ユーザーレベル』に応じて、今までプレミアム会員しか対象でなかった機能を利用できるようになります。
ユーザーレベル | 特典 |
レベル8~ | ・動画投稿可能数の上限が70本 ・動画まとめてアップロード機能が利用可能 |
レベル13~ | ・動画投稿可能数の上限が90本 |
レベル18~ | ・動画投稿可能数の上限が無制限 ・タイマー公開機能が利用可能 ・好きな画像を動画サムネイルに設定可能 ・投稿済み動画のサムネイルを変更可能 ・好きな画像をサムネイルに設定可能 |
ユーザーレベルは『プレミアム会員のユーザー』にフォローされることで経験値を獲得でき、蓄積していくことでアップさせることが出来ます。
詳しくは公式の『ユーザーレベルとはなんですか?』をご確認ください。
収益化方法
- クリエイター奨励プログラム
- クリエイターサポート
- ニコニコチャンネル
最近では、動画や生配信へ『投げ銭』を送ることが出来る機能が追加された為、数年前に比べ比較的収益を得られやすくなっていると言えます。
また、2022年10月から『クリエイターサポート』と呼ばれる『月額330円』で個人のアカウントを支援することが出来るシステムが導入されました。
クリエイター奨励プログラム
投稿した動画・配信した放送のアーカイブを『クリエイター奨励プログラム』に登録することで、そのコンテンツでの盛り上がりに応じ、報酬を受け取ることが出来ます。
- コンテンツ投稿者
- 審査の必要なし
報酬は『コメント数・再生数・マイリスト数・広告数・贈られたギフト数(投げ銭)』を元に計算されます。(詳しい計算方法は非公開とのことです)
クリエイター奨励プログラムへの登録作業を行わなかったコンテンツは報酬を受け取ることが出来ません。1個1個登録しないといけないため少し面倒かもしれませんが、10秒~20秒ほどで終わるので、動画の投稿・配信を行った際は忘れずに行うようにしましょう。
詳しくは公式の『クリエイター奨励プログラムに作品を登録する』をご確認ください。
ニコニ広告
視聴者は好きな動画や生放送に無料・もしくは有料で、宣伝広告を贈ることが出来ます。
有料で購入された広告はクリエイター奨励プログラムにて収益化可能ですが、無料ポイントを使用して贈られた広告の場合、収益には反映されません。
ギフト(投げ銭)
生放送や投稿動画などに、視聴者は有料で『ギフト(投げ銭)』を贈ることが出来ます。配信者の取り分は、約4割と言われていますが、明確な公表はされていません。
コンテンツを1つ1つ『クリエイター奨励プログラム』へと登録しないと収益を受け取ることが出来ないため、投稿動画・放送後は忘れないように心がけましょう。
詳しくは公式の『クリエイター奨励プログラムに作品を登録する』をご確認ください。
クリエイターサポート
ユーザーが、クリエイターに対し『月額330円』で、サポートを行うことが出来るシステムが新しく導入されました。ニコニコチャンネルと同じような『サブスク』のようなシステム。支援者が増えるほど、多くの報酬を得ることが可能です。
- ユーザーレベルが18以上
- 審査の必要なし
利用するには『ユーザーレベル18以上』が必要であり、審査の必要はありません。
ユーザーレベルは『プレミアム会員にフォローされる』ことで上昇します。動画投稿・生配信などを頻繁に行い、条件の達成を目指しましょう。
詳しくは『公式サイト クリエイターサポートについて』にてご確認ください。
ニコニコチャンネル
無料・または有料のチャンネルを開設し、ユーザーに入会してもらうことで、収益を得ることが出来る『サブスク』のような機能があります。
月額料金は好きな金額を設定でき、コンテンツごと(動画や生放送)に個別で価格設定し公開することも可能。還元率は設定金額の83%と言われています。
- それなりに実績がある
- 厳しい審査あり
チャンネル開設には審査が必要で、ある程度の実績がなければ受かりません。そのため新規の方には難しく、逆に知名度さえあればニコニコでの実績は0でも受かります。
詳しくは公式サイトの『課金機能を使って収益を得る』にてご確認ください。
① 必要事項を入力
▲『https://ch.nicovideo.jp/start』にアクセスし『はじめる』をクリック。
団体名、自社サイトURL、担当者氏名を入力します。個人の場合は『ネットでの活動ネーム』『実績を示すURL(YouTubeチャンネルやTwitter)』などで大丈夫だと思います。
▲課金機能の利用を選択します。
- 都度課金:ユーザーが購入するたびに支払いが発生する決済方法
- 月額課金:ユーザーが毎月決められた金額を支払う決済方法
備考欄に活動内容を入力しましょう。ドワンゴ営業担当者に関しては、特にスカウトなどのメールが無い場合は空欄で大丈夫です。
② 申請完了
▲通常、7日以内に審査結果が届きます。
まとめ
YouTubeに比べると、ニコニコ動画はユーザー数が少なめの印象です。動画や配信を行っても全盛期の4分の1程度の盛り上がりしかなく、収益化のハードルも高め…。
しかし、YouTubeに勝っている点として『検索機能』が挙げられます。
YouTubeの場合、どうしても大手投稿者が贔屓された検索結果になりがちですが、ニコニコ動画の場合は新規に優しく埋もれにくい仕様になっています。