SEOってそもそも何?
世界中のブロガーが日々争い戦っている『SEO』という存在・・・。
SEOとは『検索エンジン最適化』のことで、Googleなどの検索エンジンで、自身のサイトを上位に表示するためのテクニックを表します。
当然ですが、上位に表示されればされるほどそのサイトのアクセス数は多くなり、下位で表示されるほどアクセス数は少なくなります・・・。
検索エンジンの1ページ目に表示されないとアクセスは稼げない!
このページでは『アルゴリズム』だの『クロール』だの、難しい専門用語は使わずに、筆者の経験による、初心者でも簡単に出来るSEO対策方法を解説していきたいと思います・・・!
1.競争率が高いワードにはサブテーマ
例えば、新規ブロガーが『クレジットカード』をテーマにした記事を書いたとしても、競争率が高すぎて、検索上位に表示されることは難しいかと思われます・・・。
しかし、ターゲットを『可愛いクレジットカードが欲しい女子大生』に絞ることで、競争率の低いフィールドで、ピンポイントなアクセスを集めることが可能です。
検索上位を狙うのであれば『サブテーマ』を上手く使いましょう!
基本的に検索ユーザーは『クレジットカード おすすめ』といった感じで、複数の単語で検索を行います。その複数ワード検索こそが上位を狙うための肝です・・・!
おすすめのクレジットカードをまとめてみた!
女子大生でも審査に受かる、可愛いクレジットカード10選!
- 『クレジットカード』
- 『クレジットカード・女子大生』
- 『クレジットカード・女子大生・可愛い』
・・・といった感じで、ターゲットを絞ることで、検索ユーザーの範囲が狭くなる代わりに、競争率が低くなっていくため、狙ったワードでの検索順位が上がりやすくなります。
これは新規ブロガーが勝ち残るための基本であり『ロングテールSEO』とも呼ばれます。
新規~中堅ブロガーがSEOで上位を狙うためには、隙間を見つけてピンポイントで攻めに行った方が、結果的には多くのアクセスを期待できます!
2.タイトルにキーワードを詰め込む
Googleの検索結果ページに表示される記事タイトルは30~33字ほどです。スマホの場合は2行で表示される為、36~38文字ほど表示されます。
しかし、文字数が多すぎると『・・・』と表示され、省略されてしまいます。
出来ればこの文字数(30~33字)以内に『検索上位を狙いたい』キーワードを無理のない文章で上手く詰め込むことをオススメします。
上記の文章だと『パソコン』と一緒に検索されることが多い『値段』『スペック』『比較』といったキーワードが後半に記載されている為、検索ページでは省略されてしまいます。
これだと『検索ユーザーのクリック率』が大幅に低下してしまい、結果的にはアクセスを稼ぐことが出来ず、サイトの評価も上がりづらくなってしまいます・・・。
その為、記事タイトルは、簡潔かつ目を引くような内容でまとめる必要があります!
3.見出しにキーワードを詰め込む
記事タイトルに無理やりキーワードを詰め込もうとすると、違和感が強い文章になってしまい、ユーザーのクリック率が逆に減少してしまいがちです・・・。
タイトルで入りきらなかったキーワードは『見出し』で使うようにしましょう。
見出しとは、<H2><H3>タグで囲んだ文章内でのタイトルのことです。
この記事で言うと
『1.タイトルにキーワードを詰め込む』
『2.見出しにキーワードを詰め込む』
の部分です。
最近の検索エンジンでは、タイトルだけではなく、見出しを抜粋して上位に表示されることもあるので、しっかりと設定するようにしましょう!
4.本文にキーワードを詰め込む
記事を書くにあたって、出来るだけ『キーワード』を詰め込むことを意識しましょう。検索をかけるユーザーのことを考えず、思考停止で記事を書いてしまうのはNGです。
例えば『ゲーミングチェア』を題材にしたレビュー記事を書く場合・・・。
上記の文章には、ユーザーが検索していそうなキーワードが何一つ入っていません・・・。
『ゲーミングチェア』を題材に記事を書くのであれば、ユーザーが『ゲーミングチェア』と一緒に検索していそうなキーワードを盛り込む必要があります。
上記の文章の場合、『メーカー名』『腰当て』『クッション』『低反発』『骨盤』『腰痛』『値段』『安い』『コスパ』など、ゲーミングチェア+〇〇〇といった、複数ワード検索されやすいキーワードをふんだんに使っています。
『これを~』『それを~』のような、フワフワした文章を書くよりは、多少無理やりにでも多くのキーワードを詰め込んだ方がSEO的に有利になります。
5.トレンドを攻める
トレンドとは『流行』のことです。アニメや芸能人のニュースなど、旬なコンテンツを攻めることで、突発的なアクセスが期待できます。
新鮮なもので言えば『情報番組で紹介していた商品のレビュー記事』『生放送の賞レースで優勝した人物の情報記事』など。リアルタイムでトレンドになっているコンテンツには強力な即効性があります。
これらのトレンド記事は、TwitterなどのSNSと連携させることで、大量のアクセスが期待できます。上手くいけば、記事1つで数千以上のアクセスを稼ぐことも可能です。
トレンド記事はバズりやすい!
アクセスの多いサイト・質の高いサイトには、当然SEO的にも有利に働きます。サイトの成長を高めるために、トレンドを中心に攻めていくのもありな選択肢です。
6.内部リンクを上手く使う
内部リンクを上手く活用し、観覧ユーザーの滞在率を高めましょう。滞在率を高めることで検索エンジン側に『質の良いサイト』として認識してもらうことが出来ます。
内部リンクを貼る際は、しっかりとキーワードを記載し誘導しましょう!
『以下リンクにて~』とは表記せず、しっかりと情報を書くことにより、観覧ユーザーのクリック率が上がり、SEO的にも有利に働きます。
▲ブログカード(内部リンクのURLを貼ることで、自動に上記のような表示させる機能)を利用することにより、観覧ユーザーの滞在率を上昇させることが出来ます。
7.画像検索に対応させる
検索エンジンの『画像検索』からのアクセスに対応させるのも大事です。実際に、画像検索を通じてサイトにアクセスするユーザーは多い為、設定しておいて損は無いです。
▲少しでも検索の可能性を上げるためにアップロードした画像に対して『代替テキスト』を設定しましょう。
<img class=”画像URL” alt=”キーワード”/>
『alt””』内に、ファイル名などのキーワードを記入しましょう。
『alt属性』の役割は、画像検索によるSEO効果はもちろん、エラーなどで画像が表示されなかった場合、設定した文章が代わりに表示されます。
SEO効果を期待して適当なワードを詰め込むのはよくありません。ファイルの内容にそぐわない内容で公開してしまうと『ペナルティ』の対象になる可能性があります。
▲WordPressを利用の場合、アップロードした際に簡単に設定することが可能です。
8.重複したページを作らない
サイト内で似たようなページを作ったり、他のサイトの内容を丸パクリした記事を公開してしまうと、検索エンジン側から『ペナルティ』を受けてしまう可能性があります。
『まとめサイト』などのコピペコンテンツメインのサイトが、ほとんど検索上位に表示されなくなってしまった理由もこれにあります。
オリジナリティのある質の良いサイトが上位に表示されやすい!
どうしても、別ページの内容をそのまま載せたい場合は『引用タグ』を使いましょう。
引用タグは『<blockquote>引用したい文章</blockquote>』と言った感じで、引用したいコンテンツをblockquoteタグで囲みます。
これにより、検索エンジン側から『パクリサイトだ!』ではなく『引用か・・・なら良し』と言った感じで、評価を下げられずに済みます。
▲WordPressのテキストエディターに、ショートカットボタンが搭載されています。
9.被リンクを増やす
被リンクとは、外部サイトから自分のサイトへと貼られたリンクのことです。被リンクが多ければ多いほど、質の高いサイトと認識され、検索上位に表示されやすくなります。
サイトを大量に作ってリンクを貼ったり、TwitterなどのSNSアカウントでURLを共有しまくったりなど、不自然な形での被リンクは、評価に値しません。
検索エンジンの評価を得るためには、自然な形の被リンクが必要となります!
とは言っても、開設仕立ての新規サイトが大量の被リンクを得るのは難しいです。少しでも被リンクを増やしたいのであれば、地道に質の高い記事を上げ続ける他ありません。
10.ユーザーの滞在率を上げる
一つのページに観覧ユーザーが長時間滞在することで、検索エンジン側に『質の良い記事』として認識され、SEO的に有利に働きます。
- リード文(記事の冒頭に書く文章)をしっかりと書く
- 読者を引き付ける文章を書く
- 画像や吹き出しを上手く使って飽きさせない
- 関連した動画を埋め込む
「滞在率を上げるために1万~2万文字のボリュームたっぷりの記事を書けばいいんだ!」というのは半分間違い・・・。ただがむしゃらに情報を詰め込むのは、逆に離脱率を上げてしまう可能性があります。
基本的に読者は『流し見』をしている!
ユーザーは、自分が欲しい情報だけをバーっとスクロールしながら大雑把に探し、見つからなかったら(探すのが面倒くさくなったら)次のサイトへ・・・を繰り返しています。
とにかく『情報をしっかりとわかりやすく掲載し、画像や吹き出しを上手く使って読者を飽きさせない』・・・そんな記事作りが大切です。
11.質の悪い記事をリライトする
- 過去に書いた記事の情報が古くなる
- 過去に書いた記事の文章力が酷い
- 過去に書いた記事と最近書いた記事が似ている
長期間サイトを運営していると、上記のような問題が発生しがちです・・・。
質の悪い記事や、内容が重複した記事を放置したままにしておくと、SEO的にも不利に働いてしまう可能性があります。
その為にも『リライト(記事を手直しする)』『記事の統合』『記事の削除』を行い、上質なコンテンツを提供できるよう、記事のメンテナンスには気を配るようにしましょう!
12.ハンドルネームで活動する
最近では、匿名ではなく『ハンドルネーム』を前面に押し出し、インフルエンサーとして幅広く活動しているブロガーも多く存在しています。
例えば、ブログを拠点にしながらYouTubeへと動画を投稿したり、TwitterやインスタグラムなどのSNSで情報を発信したりなど、ブログ以外でも『共通のハンドルネーム』で活動することで、ユーザーに『名前』で検索してもらえる機会が増えます。
- YouTubeやTwitterなど、様々なコンテンツから集客できる
- ハンドルネームによる検索が増え、SEO的に有利に働く
- インフルエンサーとして活動できる
- ブログ仲間など、人脈を築きやすい
- サイトの信憑性・信頼性が向上する
- 購読者や視聴者など、固定ファンが付きやすい
- 企業サイトからのオファーや、雑誌の取材などの際に便利
インフルエンサーという言葉が流行している今の時代、多少理不尽ではありますが『何を発信するか』よりも『誰が発信するか』が重要視されてしまいがちです・・・。
運営しているサイトのジャンルにもよりますが、出来ることならハンドルネームを設定し、幅広いコンテンツで活動することをオススメします。
13.質の良い記事を書く
技術の進歩でインチキは通用しない!真っ向勝負で質の良い記事を投稿しよう!
一昔前のSEO環境であれば、内容がスッカスカなWebページであっても、裏技・抜け道を使い、検索上位に表示させることが可能だったと聞きます・・・。
しかし今では技術が進歩して、観覧ユーザーの滞在率・リピート率など・・・様々なデータを参考に、検索エンジン側が『満足度の高い質の良いサイト』を見抜いて評価してくれます。
つまり新規サイトであっても、クオリティの高い記事を投稿し続ければ、先人サイトに負けず劣らず、上位に表示させることが可能ということです。
10.サイトスピードを速くする
サイトの表示速度が遅いと、検索エンジンからは『質の悪いサイト』と認識され、SEO的に不利に働き、上位に表示されにくくなります。
PageSpeed Insightsというサイトで、自身のサイトの表示速度を計ることが出来ます。最低でも70点以上、出来ることなら90点以上のスコアが望ましいです。
サイトの表示速度を速めるためには、以下の方法があります。
- 表示速度の速いサーバーを使う
- 画像ファイルを圧縮する
- キャッシュ系のプラグインを使う
画像ファイルを多く使う場合は、圧縮ソフトでサイズを小さくしてからアップロードするか、圧縮プラグインの使用をオススメします。
オススメのWordPressプラグイン | |
EWWW Image Optimizer | 画像ファイルを圧縮 |
WebSub/PubSubHubbub | ブログの更新情報を即、検索エンジンに知らせる |
AMP | モバイルページを高速に表示 |
WP Fastest Cache | キャッシュを作成 |
プラグインを追加しすぎると、逆にサイトスピードが遅くなってしまうので注意が必要です。なので、不要なプラグインは出来るだけ導入しないように、または使用していないときは、停止状態にするようにしまよう。